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まほステエチュード2 上演
『舞台魔法使いの約束』が11月末に公演がスタートしました。
皆様はもう劇場や配信で観劇しましたか。もう見た方、まだの方それぞれいらっしゃると思います。
まだ見ようか迷っていらっしゃる方がいましたらぜひ、観劇してみてください。
大阪公演のチケットはまだ販売されているようです。(2024年12月15日現在)
会場まで遠い方、日時が合わない方は配信もおすすめです。
DMMのサイトで配信しているのでそちらから購入できます。
販売されているのは公演初日、前楽、千秋楽の3つです。3つの公演をすべて見れるフルパックは特典映像として、座談会が付いています。初日映像は14日までの購入、視聴となっており、フルパックだけ購入できるようになっていたかと思います。(エチュード1の時と変わりなければ)
個人的には千秋楽は見たいと思っています。
特典映像の座談会は今までDVDやBlu-rayに収録されていたので、今回も同じだと考えるとあとで円盤を買えば見れると思えばあとで見ることになっても個人的にはいいのですが。
円盤にはバックステージ映像が収録されているのでそちらも見逃せないです。年末で出費が重なり配信をどれを買えばよいのか私もかなり悩んでいます。
エチュード2 観劇感想
以下、舞台観劇の感想です。ネタバレもありますので初見の方はご注意を。
なんとか抽選で1枚チケットが当選しましたので、観劇しました。
前回のエチュード1ではすべて落選だったので、今回運が良かったです。
私が観劇したのは銀河劇場の12月3日の昼公演です。
記憶力が乏しいのであまり細かいところまでは記憶できていませんので全体的な感想になります。
細かい部分はこの後の千秋楽配信で見返そうかなと考えているところです。
全体的な感想
まず、衣装から。毎回素敵な衣装ですが、今回も素晴らしかったです。中央も南もアプリのあの衣装が現実に現れたような再現度です。
今回舞台の道具や小物も以前より細かな作りになっているように感じました。
魔法使いたちの箒も前回よりも装飾が豊かになったような気が。
これまでの映像と今回の配信で見比べをしようかなと思います。
アーサーの箒もふわっとしていた気がしました。
洋服についている装飾も一つ一つ細かい部分まで作られていてそれ単体でもきれいでした。
音楽についても、より国の個性が深まったなというように感じました。
国の特色が強い曲だと、まほステの1~3章のメインストリーの部分では西の曲の『風の行方』です。
祝祭シリーズだとそれぞれの国の曲調が(西だと、ジャズっぽさがあり、中央だと冒険譚が似合うような曲調など)何となくあったのがエチュードシリーズを通してより深みがでたなと感じました。
中央の物語では問題を解決していこうとするときに中央らしい曲調が使われていてまとまりがでてるなと思いました。
中央のエチュード感想
中央のエチュードは協会に潜入するところが盛り上がるシーンですがその前のシーンも丁寧に作られていました。
魔法舎の食堂でのシーン、オズの部屋でのシーンなど、そこで生活をしている空間を演じてくれていたのが、世界観が深まっていいなと思いました。
個人的にお気に入りのシーンがリケたちがオズを説得しに行くシーンです。リケのかわいらしいところも見れ、オズの何にも動じないところもありつつ、楽曲も聞けるいいシーンです。
このシーンのリケとオズの温度感がとても良いのでもう一度見返したいシーンでもあります。
協会潜入でのシーンではまず、矢田さん演じるファウストが良かったです。
歌ももちろんですが、個人的にお気に入りなのが宝剣を持っているときに、宝剣が厄災による影響でカタカタとうごめいているシーンです。
宝剣が勝手に動いているのではと思うくらいに自然に震えていたので驚きました。
あの宝剣は重さはどうなのでしょうか。ニコメンなどでお話しされる機会があればいいなと思います。
あとは何といっても司祭様のチェーリオです。
また素晴らしい方がまほステの世界に現れたと思いました。
歌も威厳のある声ですが、人間味ある演技が良かったです。
リケとの会話もある意味、対等に意見をぶつけ合って、表情豊かに返すところが司祭長だけれどもやっぱり一人の人間なんだなと思いました。
もし、話の続きがあるなら、また2人で言い合いをしてアーサーに止められるくらいは考えの違いはあれ仲良くなれそうな人物像に変わりました。
個人的にはまほステの原作から舞台作品に昇華するのに解釈を深めるところが好きです。
まほステを見始めた時のドラモンドの心情変化や、ファウストのまほステ2章の「行くぞ僕についてこい」の劇中歌のフレーズも、原作を読み込んでまほステはこう作ってきたのかと思いながら楽しめるとこが良いです。
南のエチュード感想
南のエチュードでは雨が止まない不思議な村の様子が背景のプロジェクションマッピングとパワーズ(アンサンブル)たちの演技で梅雨時期のようなしっとりとした雰囲気があります。
そこに雨の水やアジサイがきらきらと光る様子が綺麗でした。
傘を使ってアジサイを表現するのは雨降りにピッタリだなと思いました。
さて、南のエチュードで忘れてはいけないのがそれぞれの人間模様ですよね。
静かな中にもそれぞれの思いが交錯する様子は、観劇するのには目が足りませんでした。
レノックスとフィガロのあるシーンでは2人の動向を見ていたいですが、それを見つめる賢者の演技も見ていたくなりどちらも目が離せません。
作中で登場するコリンはビジュアルが出るのは初なのでいったいどんな出で立ちなのかわくわくしていました。
ぱっと見て西の魔法使いの雰囲気があるのがわかるのが嬉しかったです。
西のおしゃれで都会的な雰囲気を残しつつ動きやすい服装になっていてどの国にいても西の国の心を忘れていないのだなと思いました。
作中ではコリンが歌うことでストーリー展開がなされていて、魔法使いたちと同じ空間にいるけれど今ここにはいない寂寥感を感じる演出でした。
オーエンが登場するのは原作では前半だけで後半はストーリーに関りがあまりないですが、今回のまほステでは、オーエンがストーリー中に出番が多くて驚きもあり、嬉しくもありました。
衣装も登場し、着替えてくれたのも良かったですし、そこにストーリーの補完があったことが嬉しかったです。
衣装の件で西の魔法使いとの関りがあるところも、ただ衣装を着て舞台に立つのではなく自然に物語に溶け込んでいるのが良かったです。
今回は西の国のメンバーはサポートとしての参加でしたが、ストーリーにうまく調和していたなと思いました。
南のエチュードではクロエが衣装のことから話を広げるのが自然で、魔法舎での生活感が出ていました。
ムルとラスティカとパワーズの日替わりでは、置物として登場したパワーズが早口言葉をいうというものでした。
まほステは早口言葉をいうノルマでもあるのでしょうか()。
祝祭1でも南の国のメンバーが早口言葉を言っていましたね。
今回は舞台とオケコンが続けて開催ということで賢者と魔法使いたちのキャストはかなり体力も頭も使うだろう中、サポート2人にある種の司会の役割をさせつつ、パワーズに早口言葉として見せ場と時間稼ぎをするというのは良い折り合いをつけたな個人的には思いました。
パワーズは6人中3人が続けてアンサンブルとして次のオケコンにも登場するようです。
まだまだ見切れていない部分は多々あるのですが、千秋楽の配信で何度も見返そうと思いました。
まとめ
まほステはどのシリーズも見に来てよかったと思える満足感があります。正直一度だけでは見切れないシーンが多くおります。
皆様も興味があればぜひ、劇場や配信でご覧になってください。
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