まほステ1.5部 初日配信 感想

まほステ

この記事について

「舞台『魔法使いの約束』きみに花を、空に魔法を 前編」が現在公演中です。

皆さんは配信や現地で観劇なされましたか?

今回も圧巻でした。

銀河劇場にあの人数が舞台の上に揃うと豪華ですね。

さて、この記事はまほステ1.5部の初日配信の感想です。

DMMで配信がされていてリアルタイムだけでなく、アーカイブもついているので

時間が合わない方でも視聴することができます。

以下が配信ページのリンクです。

舞台『魔法使いの約束』きみに花を、空に魔法を 前編特設ページ - DMM TV
2025年9月6日(土)、10月4日(土)、10月5日(日)開催 舞台『魔法使いの約束』きみに花を、空に魔法を 前編をライブ配信!

初日(9月6日13:00公演)配信感想

ついに1.5部がスタートしました。

初日公演の配信は終了してしまいましたが、前楽、千秋楽の配信はこれからです(2025.9.22現在)。

千秋楽に向けてどのように進化していくのか楽しみです。

さて初日配信の感想ですが、リプライズや驚いたところなど何個かに分けて書いていきます。

舞台演出等も話しますので以下はネタバレも含みます。

メインテーマ

まず、気になっていたメインテーマです。

まほステのメインストーリー(第1章~第3章)の楽曲である『始まりの合図』が使われているのが、舞台が始まる前のPVでも流れていました。

メインストーリーから今回の1.5部のストーリーを演じるということで曲にこのメロディが含まれているのはファンには嬉しいものがあります。

舞台を見て今回のメインテーマが始まった時、歌詞も『始まりの合図』の~回る回る~が入っていたのに驚きました。

これまでのメインストーリーを踏襲しつつ、1.5部の色が入っている素敵な曲でした。

歌詞パートにしっかりオヴィシウスとターリアの掛け合いが入っていたのが良かったです。

まほやくとしては賢者と賢者の魔法使いが前に出てくるのかなと思っていました。

しかし、今回初登場のキャラクターにもしっかりと焦点を当てているところと、

今回の話の起点になったのは誰なのかが一目でわかるのが素敵だなと思いました。

全員でこの舞台を作っているというのがまほステの素敵なところです。

舞台上の立ち位置も、1階にいるのが賢者と賢者の魔法使いたち、

2階にいるのがオヴィシウス、ターリア、魔女たちとなっていて対比になっています。

銀劇の盤の上にまずこれだけの人が入るのかと思っていましたが、全員がそろったところは本当に綺麗でした。

魔女

今回は魔女が5人登場します。

原作ではそれぞれが身に着けている装飾の絵が1つずつしかありませんでした。

文章から髪の色や目の色は分かりましたが、そんな魔女になるのかドキドキしていました。

登場されたとき、可愛くてきれいな魔女たちが踊っていて感動しました。

衣装も布がたっぷり使われていてぜひ一度近くで見てみたいです。

きっと、見えないところまでこだわりが詰まった衣装なんだろうなと思いました。

また、まほステニコメンでエチュードシリーズ展のように、潜入レポートをして衣装について聞いてみたいなと思ったくらいです。

衣装もすごかったのですが、演じている皆さんもすごかったです。

舞台のストーリーの初めにそれぞれの国のストーリーを演じています。

原作アプリで言うプロローグの部分です。(以前は限定メインに収録されていた部分のストーリーです)

ストーリーの構成上カットされてしまうのではと思っていたのですがそれぞれの国ごとにしっかりと演じてくれていました。

 始めに中央の国から始まりますがオーレオリンが中央の魔女らしさもしっかりありつつかっこよかったです。

特にカインと戦うシーンでカインの目が見えないことを知って対等に戦おうとしているところはまっすぐな心根が出ていてとても良かったです。

後編のシーンでもどんな演技をしてくれるのかとっても楽しみです。

 西の国のシーンでのスカーレットの登場シーンはどんな魔女が来るのかドキドキしました。

「ほほほと笑うご婦人」はどんな姿でどう笑うのか、登場シーンで見てピッタリだなと思いました。

「ほほほ」も華やかさのある高い声で、その後の「ざまぁみろですわ、ムル・ハート」の部分も西の魔女な感じが出ていてよかったです。

舞台でこのセリフが聞けて良かったです。

 北の魔女のバイオレットはまず雰囲気が姉御感が出ていてかっこよかったです。

リバイアサンを使役して、魔法使いたちと戦うシーンは強くかっこいい面が押し出されていてよかったです。

後編の戦闘シーンも期待大です。

ビリジアンとシアンは他3人の魔女のことを「姉さま」と慕っているところがとってもかわいいです。

特にオーレオリンを助けに行くシーンで「姉さま」と言っているのですがその部分が本当の姉妹のように心配していたり、信頼していてずっと見ていたいくらい素敵でした。

このシーン前後にある歌唱も(鮮やかに~と歌っているところ)も、曲もいい曲でした。

この時の曲は、オーレオリンを助けに行くから中央っぽさを感じました。

あるいは復讐を決意して作戦を開始するから、戦い前夜のような決意に溢れ強い意志を感じるかっこいい曲でした。

魔女たちの魅力はまだまだ書ききれないくらいあります。

それくらい衣装も素敵だったし、曲も演技も見入ってしまいました。

 

オヴィシウスとターリア

オヴィシウスとターリアのメインテーマの歌唱パートは本当に良かったです。

ターリアに贈る歌詞のように聞こえるのが、1.5部を表しているようでした。

オヴィシウスはメインテーマでは会場全体に響くほど力強いのに対し、

演技では気難しそうな一面であり、魔女たちと復讐の思いを歌にする一面、ターリアの思いを口にする場面など一瞬一瞬でがらりと演技が変わるのが凄いと感じました。

ターリアもメインテーマの曲で登場し歌っていて、サビ部分のターリアの声が響くのがとてもきれいでした。

魔獣(バジリスク、リヴァイアサン、ミノタウロス)

今回は魔獣が3体いるということでどう造形に起こすのかとても気になっていました。

きっとリバイアサンは祝祭2で出てきたレモラのように魚みたいな感じかなと予想していました。

驚いたのはミノタウロスです。

3つの部分に分かれて頭と上半身、右腕、左腕と登場したときはどんな動きをするのかと思いました。

しかし、シノがミノタウロスを一度倒して起き上がった時に、こんな表現方法があったのかと驚きました。

地の魔獣ミノタウロス、何度倒しても起き上がってくる最強の戦士、これを表現するためなんだなと思いました。

起き上がるのに体が持ち上がって復活するシーンは音響の効果も相まって魔法で動いているみたいでした。

 最後から2番目のオヴィシウスの曲(ただ今、上演中~)で魔法使いたちと魔女、3体の魔獣が戦っているシーンでは、それぞれを人形に見立てて戦っています。

魔獣たちのサイズ感が人形劇だとピッタリのサイズ感になっているなと思いました。

魔法使いたちより頭一つ大きい印象だけれど人形劇として1つにまとまっているサイズ感で1.5部のテーマ的にこのサイズ感はピッタリなんだなと感じました。

他(歌唱、細かい演技等)

ムルが3体の魔獣が現れた後訓練しているんだと言ってカインから剣を奪って振り回すシーン

ネロの行動が面白かったです。

ムルが机に乗った後を見て、机を布巾で拭いていました。

細かいけれどネロならやるよなって思って、見逃し配信で巻き戻して何回も見てしまいました。

本当に魔法舎ならやりかねないところが凄いです。

全景だったので、表情までは見えませんでしたが、日常にありそうで気に留めないような一コマを作っているのが凄いと思いました。

ヒースの歌唱シーン

ソロで歌っているのを見て、やっぱりめっちゃ歌うまいなと思って見ていました。

こんな逸材どこで見つけてきたんだろうって思いました。

まほステのエチュード2のパンフレット等でコメントしている通り、内藤光佑さんは初の役付きでの役がヒースクリフです。

その時のコメントで、役をしっかり引き継いでいきたいとありましたが、シノとのコンビは馴染んでいるなと思います。

内藤ヒースの貴族の華々しさのある出で立ちと、繊細さと持つ所作がピッタリです。

オケコンのシリーズコレクションでエチュード1のひまわりでのソロの部分があって歌うまいなとは思っていました。

今回しっかりシノとヒースクリフの2人のシーンがあり、歌唱もあって改めて歌がうまいなと思いました。

後編でもあのシーン(ミノタウロスのところ)頑張ってほしい。

傷オエの曲

トイピアノで始まる曲のところです。

めちゃめちゃ良くて何回も繰り返して聞いていました。

あの短い曲に傷オエの過去が詰まっていて好きです。

箱に見立てた移動式の寝台と舞台装置を回すことで、鳥かごのようにしている表現もとても良かったです。

閉じ込められた部屋を壊すだけの力はあるのだろうに、ここでいい子にしていれば誰かが迎えに来てくれると信じて待っていたのがいいです。

ずっと、うずくまって膝を抱えている神永オーエンも良かったです。

前半の戦うシーンの前に傷オエの曲がここで聞けるとは思わなかったです。

まとめ

まだまだ語りきれない部分はありますが、まほステ1.5部面白かったです。

千秋楽まで誰一人欠けることなく走り抜けてほしいです。

公演期間中はX(Twitter)で演者の皆様が舞台写真を挙げてくださっているので毎日まほステを見ている気分になれますね。

演出のほさかさんだけでなく、衣装さん、造形担当の方、これまで舞台にかかわってきた人などいろいろな方がこの時期にはまほステに集まってきているので毎日見逃せません。

もう、公演数も少なくなり大阪の大千秋楽まで2週間を切りました。

日々進化する舞台をどんな千秋楽で飾るのかとても楽しみです。

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