この記事について
舞台『ジョーカー・ゲーム』の配信の感想についての記事です。
先日、ニコニコ生放送で『ジョーカー・ゲーム』のアンコール上演が行われました。
今月(2025年11月)に上演予定の『ジョーカー・ゲームⅢ』の開幕直前を記念しての放送です。

こちらは「2.5次元やっぱニコメン」チャンネルの会員限定視聴です。
月額440円で舞台作品やキャストが出演する番組が見れるので、気になる方は登録してみてください。

ジョーカー・ゲーム あらすじ
『ジョーカー・ゲーム』は2008年から小説が刊行されています。
漫画やアニメ、舞台作品など様々なコンテンツに展開されているお話です。
柳広司によるミステリー、スパイ小説です。
2008年の「このミステリーがすごい!」にも選ばれています。
お話は、昭和12年(1937年)から始まります。
その時代は世界史の大きなターニングポイントにもなる時代です。
第二次世界大戦は1939年にナチスドイツがポーランド侵攻をしたことが発端とされています。
その時代のお話です。
昭和12年、陸軍から多数の反対がありながらもスパイ養成学校『D機関』が設立されました。
そこの訓練生たちが様々な訓練を受けスパイとして成長していく物語です。
感想
『ジョーカー・ゲーム』を初見で見ました。
次の展開が予測できない上に、命の駆け引きもあり、どきどき(時にはひやひやも)しながら見ていました。
前半は佐久間中尉がD機関のメンバーたちと、ジョン・ゴードンの自宅を捜索する話です。
舞台のカーテンコールの時まで全然気づかなかったのですが、佐久間中尉役の方が大海将一朗さんだったことに驚きました。
まほステで言うと「ルチル」役ですね。
めっちゃ声がでかい。
こんなにでかい声も出せたのかと笑ってしまいます。
(まほステの影響で、でかい声のキャラがいるとなんだか目が追ってしまうようになってしましました)
軍人として生きてきた人なんだなと、一目でわかりました。
家宅捜索の場面に移り、
ジョン・ゴードンがキャストを無理くり笑わそうとしているのが、面白かったです。
その後のくだりも面白かったですが、三好が「I don’t like your joke.」とバッサリ切っているのも良かったです。
舞台ならではのやり取りいいですよね。
その後の証拠が見つからないところから、切腹する寸前までいって、
佐久間中尉の一言で事件が終息する流れが鮮やかでした。
舞台のキャストと音楽がかみ合って、観ていて気持ちいいほどでした。
前半1時間だけでも1作品見終わった達成感があります。
後編ではD機関メンバーが世界へ飛び、スパイ活動をする話です。
同盟関係を結ぶとしても、信用はできない、
「戦争をしていたのだ、ドイツとは。たった22年前まではな」
という結城中佐の言葉が刺さりました。
国と国同士の約束事でも、戦争ではそれもあっけなく覆るものなのかと、
じっと語る姿がこれまで見てきたものが結城中佐を形作っているのだなと思いました。
後編では、D機関で気安く話をしていたり、ポーカーをしていたりしていても、
任務に赴くときは一人で困難に立ち向かっていかなくてはならないところの落差が凄かったです。
ドイツで田崎が捕まってスパイだとばれた後、自白剤も飲まされボロボロだった時に、
もう助からないのかだめなのかとハラハラしているときに、
いきなり「これでいい」と言い出した時は、どういうことか全くわかりませんでした。
これも作戦のうちなのかと、半信半疑でした。
クモの糸を手繰り寄せるみたいに緻密すぎて一度見終わってから、巻き戻してみました。
後編はずっとハラハラしてました。
三好が死んだのも、最初はまた私をだまそうとしているのかと思いながら見ていたくらいです。
病院に結城中佐が来て、遺体を見るだけなのかと、最初は少し寂しく思いましたが、
三好の瞳を閉じたところを見たときは、手向けの意味もあったのだろうかと思い、
スパイといえど情は出てくるよなとしみじみしました。
すごく濃い作品で、初見でもこんなに楽しめるとは思ってませんでした。
脚本、演出の西田大輔さんも以前『青のミブロ』という舞台作品で拝見したことがあるのですが、
殺陣が見ごたえあるのはもちろんのこと、
アニメ主題歌とキャストの動きを合わせた演出がばちっと決まって、めちゃめちゃかっこよかったです。
事件解決時に音楽が流れた瞬間に気分が上がります。
まとめ
ニコメンチャンネルで全編見れていいのかと思うくらい、いい作品に出合えました。
小説版もいくつかあるので機会があれば読みたいと思うほどです。
(図書館なんかにも置いてあるところもあるみたいなので、気になる方はそちらもぜひ)
久しぶりに、舞台は初見でも全然楽しめるぞということを改めて感じました。
最後に公式ホームページと、DMMのリンクを貼ります。
皆様も舞台『ジョーカー・ゲーム』を見てみてください。



コメント