この記事について
まほステ1.5部前編の大阪公演を観劇してきました。
東京のチケットが1枚も取れず、思い切って大阪まで遠征しました。
遠征して、現地で見てきて良かったと思うくらい今回も素敵な舞台でした。
さて、この記事ではそんなまほステ1.5部前編の感想を書いていきます。

劇場と座席
劇場
今回の大阪公演の劇場は、『東京建物 Brillia HALL 箕輪』です。

まほステでは初めて使う会場です。
他の2.5の舞台でも使われる劇場で、傾斜がきついため、前の人に被らず見れると聞いていました。
実際に劇場に入ってみて、結構傾斜があるなと感じました。
2階席から舞台を見ると見下ろしながら観劇する形でした。
会場内は少し肌寒かったです。
会場外は長袖だと少し蒸し暑いくらいの気温でした。
気温調節できるように、羽織るものを1枚持っていくと便利です。
夏場にエアコンの風が寒いと感じる私にとっては、夏でもカーディガンが欲しいなと思うくらいの温度でした。
座席
座席は、2階席下手側前方でした。
まほステで2階席から見るのは初だったので、どのように見えるのか不安でしたがしっかり見えました(視力は両目1.0です)。
役者の細かい表情は双眼鏡で見ることができます。
先ほども言った通り、傾斜がある劇場で、2階席からだと結構高さがあるなと感じるくらい高かったです。
その代わり、前の席より1段高くなったいるため、前に座っている人の頭があって見えにくいなんてことがありませんでした。
前の人の頭の位置が自分の目線より下に来るため、視界が広く感じます。
2階席が1階席と大きく違うところは舞台の見え方ですが、2階席は舞台装置の動きや役者の動きの同線が良く分かります。
初めて2階席で見ましたが、2階席は2階席の良さがありますね。
舞台の幕が上がって、最初に驚いたのが床にあるテープの数でした。
演出で紙吹雪でもあったっけ、と思ったくらい床に舞台上で使う階段や台を設置するために位置を確認するテープがびっしりありました。
これを見て、今回のPOW-ers(パワーズ)の仕事量の多さがうかがえます。
しかも、このテープが暗闇でも見えるものもあり、暗い中でもぶつからないように動かすのかと、超人ぶりに驚かされます。
他に、2階席で驚いたことはキャラの目線がこちらにくることがあったことです。
芝居で上を向いた時にはちょうど2階席の目線の高さでした。
メインテーマの手を伸ばすところで(記憶が正しければ)ネロが2階席方面に視線を投げていた時には本当に驚きました。
まさか2階席は見てこないだろうと思っていたので、思わぬファンサでした。
上を向く芝居の時は2階席方面に視線を投げ、遠くを見る芝居の時は1階席後方(2階席より下を見ている)ような印象を受けました。
舞台感想
魔獣
現地で見ると迫力がありました。
2階席から見ても、「魔獣でかっ」って思いました。
配信だと、そこまで大きくなかったりするのかなと思っていましたが、高さも幅も結構ありました。
バジリスクがシアンと並んでいるときはその大きさが結構際立って見えます。
パワーズが中に入って動かしているのを見ると、あれを手動でやっているのは驚きました。
シノ
『ハグだ、抱き返せ』のシーンめちゃめちゃ良かったです。
シノとミチルとのやり取りで、『ヒースのことを任せた』というところのシノの声が優しくてぽろぽろ泣いちゃいました。
最後の覚悟まで決めてミチルに言っているんだなと思うと本当にいいシーンでした。
シノのことだからもっと軽い感じで、「頼んだ」というのかなと思っていたのですが、そんな優しい顔で言われたら泣いてしまいます。
ミチルとハグをしている時の、後半のセリフの時は客席に背を向けています。
その時にシノの顔が見えないのがまた心を見せないようにしているようにも見えてよかったです。
そのせいで、そのあとの『ビビるな、ビビるな』が切実に聞こえます。
シノ推しの人はここの部分だけでも見てほしいくらい素敵なシーンでした。
スノウ
今回見ていて、陣君が演じるスノウがめちゃめちゃ馴染んでいるなと思いました。
スノウとホワイトで合わせる『ノスコムニア』も2人の声が綺麗にハモっていて、流石双子先生だなと思いました。
立ち姿も綺麗でした。
特に敵と対峙したときの姿勢が綺麗で、手の使い方も綺麗でした。
片手を空中に浮かせて相手を警戒しつつ、何かあった時に魔法をすぐ出せるように手を出しているような形で、所作が長く生きている魔法使いって感じでよかったです。
北メンバーの帰還シーン(夢の森からかえってくるところ)
10/2マチネではいろいろありました。
北の帰還時にミスラが出遅れてて、そこでわちゃわちゃしてました。
(記憶が正しければ)ミスラが登場するときに髑髏(魔道具)を落としそこなって、出遅れる。
「遅いぞ、ミスラちゃん」とスノウが声をかける。
北の他メンツが茶々を入れる。
だった気がします。
(本当に記憶が定かでないので、なんかわちゃわちゃしてて面白かった記憶しかないのですが…)
因縁
スカーレットとの戦いの時、静かに息をするところ
あそこの流れ本当にいいですよね。
わりと長めにカインの戦いぶりを見て呆れているオーエンも良かったですし、
その後の、靴を投げつけるのも笑ってしまいます。
1番びっくりするのは、その後のシーンです。
オーエンがカインの顎をつかむのは、笑っていたのに思わずこっちまで息を止めてしまいます。
初日配信で見た時と違っていて、その後どう変わったかも情報入れないで見たので衝撃でした。
確かに真面目な空気になりますが、舞台でこのシーンをこんな風に表現してくれるとは。
原作(アプリ)を今見返したら(1.5部中編第11話)靴を投げつけるのも、あごつかむのもなかったんですね。
舞台でこんなに見れていいんですか。
神永さん(オーエン役)凄すぎって思いました。
オズ
新キャストの伊勢大貴さん。
どんなオズなのか楽しみにしていました。
序盤の図書館のシーンでは少し笑いが起きていました。(水ミツバチの巣を「よくもらった」のくだり)
アプリのログストの時の笑いが起きるときのような雰囲気だったので、なんだかまほステカンパニーに馴染んでいるなと感じました。
後編ではアーサーとの会話も増えるのでそこも楽しみです。
まとめ
ざっくりとですが、以上が感想です。
欲を言えば、何回か見たいなと思いました。
本当に1回だと追いきれません。
さて、明日(2025.10.5)は大千秋楽です。
大阪公演もあっという間でしたね。
千秋楽ではどのような舞台になるのでしょうか。
1公演1公演やっていることは同じでも、違う部分があるのが舞台の良いところですね。
名残惜しくはありますが、千秋楽も楽しみです。
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